はい、ということで松本人志さんが活動休止となってしまいました。裁判に集中したいと言うことですのでおそらく早くても1年は復帰がないのではないかと思われます。
そうなると、出てくるのが代役の問題です。当面は吉本工業の芸人さんで回すのだろうと思われますが、松本人志と言うネームバリューがあって成立していた番組がほとんどだと思われます。活動休止が長引くと終了に追い込まれる番組も少なくは無いかと思われます。
そこで、ふとした疑問が
M1グランプリ大丈夫か?
まあ今回の1件で、シンガポールのあの人はほくそ笑んでいる事でしょう。
M1グランプリって?
言わずと知れた感はありますが一応説明しておきます。
M-1グランプリ(エムワングランプリ)は、吉本興業と朝日放送テレビが主催する、日本のお笑い賞レースである。2001年から始まり2010年に一度終了したが、2015年に復活し、以降毎年12月に開催されている。
M-1グランプリは、若手漫才師の登竜門として知られており、多くの人気芸人がこの大会をきっかけにブレイクを果たしている。近年では、霜降り明星、マヂカルラブリー、錦鯉など、が優勝を果たしており、お笑い界に新たな風を吹き込んでいる。
大会形式は、予選を勝ち抜いた10組が決勝戦に進出する。勝ち抜いた3組が最終決戦に進み、1本ネタを披露して、審査員の投票によって優勝者が決定される。
M-1グランプリの審査員は、お笑いに精通したベテラン司書クラスが務める。近年では、ダウンタウンの松本人志、オール巨人、上沼恵美子などが審査員を務めており、その厳しい審査が話題となっている。
お笑いファンだけでなく、一般層からも人気を集めている。決勝戦の視聴率は毎年高視聴率を記録しており、日本を代表するお笑い賞レースとして定着している。
2010年に一度終わった理由は?
大会を通じて、漫才が隅々まで広まった。10年の節目をもって発展的解消することが、次につながる」と説明している。
10年でキリよく一区切りって感じみたいですね。表に出てる理由ですので他にも裏では何かしらあったのかも知れませんが…
2015年からなのでこれでいうと2025年で区切りで一区切りになる可能性は少なからずある。
しかし、近年の注目度を見てみると10年で区切るなどと言うシンプルな理由で片付けられないほどのビックコンテンツであることは間違いないですね。
松本人志不在で考えられる影響
出場芸人からすると松本人志不在は箔がなくなる?
「漫才の歴史は彼以前から以後に分かれる」
と言われるほど現在のお笑い、漫才に影響を与えた存在ですからね。今のM1に出ている世代は松ちゃんを見てお笑いを始めたと言っても過言では無いでしょう。「松本人志に評価されたい」と思うのは今の芸人からすると当然の心理と考えられます。そのため松本人志不在となると箔がなくなる様な感じが否め無いのでは無いでしょうか?
視聴者からするとあまり影響はないのかも
視聴者からするとどうだろう?なんとなく想定してみたがあまり大会自体には影響は無いのかもしれない。むしろおじさん的には上戸彩が出ない方がキツイかも知れない。
ただ発案者の島田紳助の意思を継ぐものが不在で成り立つというのも複雑な感じがする
なかった期間に開催されたTHE MANZAI
そういえば、こんなもありましたね。ハマカーン、ウーマンラッシュアワーはどこに行ってしまったんでしょう?笑
(2011年)パンクブーブー
(2012年)ハマカーン
(2013年)ウーマンラッシュアワー
(2014年)博多華丸・大吉
当時、確か目標を失った芸人の受け皿的な要素で、M1の代わりになるようなものを作ったような話だったと思います。
これだけ賞レースが一般視聴者に認知されてきているとなくなれば、すぐ代わりのものが出てくるのは当然といった流れでしょうか。
評判が良かった敗者復活
今年は21組の出場者を3ブロックに分け、1つのネタが終わるごとに会場の観客からランダムで選ばれた500人が「暫定勝者」と「挑戦者」のどちらが面白かったかを審査する。さらに、各ブロックの勝者3組に対して芸人審査員が投票を行うという2段階の審査が行われた。
このサバイバル形式がかなり好評で改善店はあるものの、おそらく来年も継続される見込みだそうです。
色々考えた結論
なくなる事は無いが、雰囲気をがらりと変えてくる可能性が高い。
松っちゃんの報道が事実かどうかはさておき、無傷での生還は難しいでしょう。お笑い界全体に脱松本人志の動きが起こるのは間違いないかと思います。
となると現在、中堅のポジションのかまいたち、千鳥、華丸大吉、あたりの世代を軸に審査員を再構成して開催される言う流れが妥当でしょうかね。