ナスダック100とは?特徴を解説!
ナスダック100とは、米国のナスダック証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)の時価総額加重平均によって算出される株価指数です。
ナスダック100は、1985年1月31日に算出が開始され、現在は世界で最も注目される株価指数のひとつとなっています。その理由は、以下の2つが挙げられます。
- 構成銘柄の成長性が高い
- 構成銘柄の分散度が高い
ナスダック100の構成銘柄は、テクノロジー、ヘルスケア、消費財、サービスなど、幅広いセクターにわたっています。また、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、世界を代表する成長企業が多く含まれています。そのため、ナスダック100に投資することで、世界経済の成長や技術革新の恩恵を受けることができます。
さらに、ナスダック100は、構成銘柄の分散度が高いことも特徴です。100銘柄のうち、10銘柄の保有割合は10%未満であり、1銘柄の保有割合は3%未満です。そのため、特定の銘柄の値動きの影響を受けにくいと言えます。
ナスダック100は、長期投資に適した指数と言えます。過去10年間のトータルリターンは約220%と、非常に高いパフォーマンスを上げています。また、ナスダック100は、世界経済の成長や技術革新の恩恵を受けやすい指数であるため、長期的な資産形成を目的とした投資におすすめです。
ただし、株式投資には元本割れのリスクがあることを理解しておきましょう。また、ナスダック100は、テクノロジーセクターに偏った構成となっているため、景気動向や技術革新の影響を受けやすいという点にも注意が必要です。
ナスダック100に投資する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 長期投資を心がける
- 分散投資を心がける
- リスクを理解した上で投資する
長期投資を心がけることで、短期的な相場の動きに惑わされずに投資を継続することができます。また、分散投資をすることで、リスクを抑えることができます。さらに、リスクを理解した上で投資することで、リスクをコントロールしながら投資をすることができます。
賢くお金と知識を身につける【マネきゃん/Money Camp】直近10年の動き S&P500との比較
ナスダック100の直近10年の倍率は、以下のとおりです。
このように、ナスダック100は直近10年間で約2.6倍に上昇しています。これは、世界経済の成長や技術革新の恩恵を受けて、ナスダック100を構成する銘柄の株価が上昇したことによるものです。
なお、ナスダック100の直近10年の年間平均リターンは約19.8%となっています。これは、S&P500の年間平均リターンである約15.8%を上回っています。
購入方法と証券会社をご紹介
ナスダック100を買える証券会社は、大きく分けて以下の2種類があります。
- 米国株式を直接買う
- 投資信託で買う
米国株式を直接買う場合は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手ネット証券がおすすめです。これらの証券会社では、米国株式の取引手数料が安く設定されています。また、取引ツールが充実しており、初心者でも使いやすいのが特徴です。
投資信託で買う場合は、以下の2つのメリットがあります。
- 少額から投資できる
- プロに運用を任せられる
そのため、まとまった資金がない方や、投資の勉強をあまりしたくない方には、投資信託で買うのがおすすめです。
投資信託でナスダック100を買う場合は、以下の2つのファンドがおすすめです。
- eMAXIS NASDAQ100インデックス
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
どちらのファンドも、ナスダック100指数に連動するインデックスファンドです。購入・換金手数料が無料で、信託報酬も低めに設定されています。
具体的なオススメの証券会社は、以下のとおりです。
米国株式を直接買う場合
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
投資信託で買う場合
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
なお、証券会社を選ぶ際には、以下の点も考慮するとよいでしょう。
- 取引手数料
- 取引ツール
- 投資信託のラインナップ
- サポート体制
自分の投資スタイルやニーズに合った証券会社を選びましょう。
補足
まず、ナスダック100の構成銘柄は、時価総額加重平均によって算出されます。そのため、時価総額の大きい銘柄の値動きの影響を受けやすいという点に注意が必要です。
また、ナスダック100は、米国の株式市場に連動した指数であるため、米国の経済状況や金融政策の影響を受けやすいという点にも注意が必要です。
さらに、ナスダック100は、テクノロジーセクターに偏った構成となっているため、技術革新の進捗や景気動向の影響を受けやすいという点にも注意が必要です。
これらの点に注意して、ナスダック100への投資を検討しましょう。
具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
- 時価総額の大きい銘柄の値動きに注意する
- 米国の経済状況や金融政策の動向を把握する
- 技術革新の進捗や景気動向の動向を把握する
また、ナスダック100に投資する際は、以下の2つの方法を組み合わせて行うとよいでしょう。
- 長期投資
- 分散投資
長期投資をすることで、短期的な相場の動きに惑わされずに投資を継続することができます。また、分散投資をすることで、リスクを抑えることができます。
具体的には、以下のようなポートフォリオを検討するとよいでしょう。
- ナスダック100に投資する割合を50%程度とし、残りの50%を他の指数や資産クラスに投資する
これにより、ナスダック100の値動きの影響を抑えつつ、世界経済の成長や技術革新の恩恵を受けることができます。
松井証券のNISA~100円から始められる~